Improved gate convenienceCONPAS導入によるゲート利便性の向上
阪神港では、利便性の向上を目指し、阪神港の独自機能としてCONPAS*1専用携帯端末等を導入しました。CONPASは、コンテナターミナルのゲート前混雑の解消やコンテナトレーラーのターミナル滞在時間の短縮を図り、コンテナ輸送の効率化及び生産性の向上を図ることを目的として国土交通省が開発したシステムです。
大阪港夢洲コンテナターミナルは令和6年3月29日、神戸港PC-18は令和6年9月27日から運用を開始。その他のターミナルについては今後、導入に向けた検討を進めています。
阪神港におけるCONPASの概要
期待される効果※2と試験運用の結果
①搬出入予約
予約制度の導入により、トレーラー到着時間を平準化
②搬出入情報の事前確認
事前の搬出情報の確認、搬入情報の照合により、ゲートでのトラブルを回避
③PSカード*・携帯端末の活用
PSカードタッチ処理・携帯端末による行先表示※3により、ゲート処理時間を短縮
- *PSカード…国際埠頭施設への立入確認を円滑に行うために国土交通省が発行する身分証明書
④予約情報・車両接近情報の活用
CONPASを通じた車両情報等の活用により、ヤード処理を効率化
臨港道路
試験運用結果
- ・予約制度・CONPAS専用レーンの設定等により、ほぼ全てのCONPAS車が予約時間どおりにコンテナターミナルゲート到着
- ・大阪港DICT(実入搬出)のゲート前待機時間がCONPAS車は通常車と比較して、平均約30分減
- ※大阪港DICT第5回試験運用・神戸港PC18第4回試験運用(R5.7~8)
さらなる将来展開
CONPAS利用の拡大を図りつつ、トレーラー到着時間の平準化を目指す
ゲート
試験運用結果
- ・ゲート処理時間(実入搬出)が平均約1分減
- ・CONPAS車では搬入票エラー等によるゲート待機なし
- ※大阪港DICT第2回試験運用(R4.8~9)
- ※神戸港PC18第2回試験運用(R3.8~9)
- ※大阪港DICT第5回試験運用・神戸港PC18第4回試験運用(R5.7~8)
さらなる将来展開
より効率的なゲート作業に向けて、CONPASの機能拡充を図る
ヤード
試験運用結果
- ・ターミナルオペレーションシステムへ、CONPAS予約情報等のデータ送信機能を構築
さらなる将来展開
ターミナル事業者等と連携し、CONPAS予約情報の活用によるヤード作業の効率化を目指す
- ※1. Container Fast Passの略称
- ※2. 運用開始時以降の機能拡充の取組や他のシステムとの連携により発現される効果も含む
- ※3. 阪神港におけるCONPASの独自機能
CONPAS導入にむけたスケジュール(予定)
主な取り組み例

コンテナターミナル再整備の推進
さらなる利便性の向上に向けてコンテナターミナルの整備と強化を図っています。

CONPAS導入によるゲート利便性の向上
コンテナ輸送の効率化及び生産性の向上を図ることを目的としたシステムの導入を進めています。

水素燃料によるカーボンニュートラルポート(CNP)形成
港湾機能の⾼度化や⽔素等の受⼊環境整備を図るカーボンニュートラルポートの形成を進めています。

LNGバンカリングによる環境負荷軽減
環境負荷の小さいLNG燃料船に燃料を供給できる拠点づくりで、環境ゼロエミッション化に取り組んでいます。

AIによるガントリークレーンの予防保全
ガントリークレーンの突発的な故障を防ぐべく、AIによる故障予知モデルの構築に取り組んでいます。

台風被害を踏まえた防災機能の強化
過去の台風被害をもとに、今後予想される南海・東南海トラフ地震の津波にも備えた、防災工事を進めています。

海外(カンボジア・シハヌークビル港湾公社)への出資
カンボジア南部のシハヌークビル港を運営している港湾公社の株式を取得し、協力関係を築いています。

創貨事業:大阪港 食の輸出支援
国土交通省の創貨支援制度も活用しながら、阪神港内での民間事業者の物流施設の立地を促進しています。
